【Ubuntu】【upgrade】Ubuntu16.10 から 18.04(LTS) へのアップグレード

Ubuntu16.10 から 18.04(LTS) へのアップグレードのメモ

Ubuntu Japanese Team の通り、2018年4月下旬に Ubuntu 18.04 (LTS) がリリースされた。

LTS 版は 2年間はアップグレードは不要であり、頻繁に OSアップグレードをすることに伴う不整合が起きるリスクが下げられる。
そこで、使用している Ubuntu のバージョンを 16.10 から 18.04 にアップグレードする。*1

なお、日本語環境のセットアップの手間を避けるために、 手持ちの Ubuntu 16.04(LTS) 日本語 Remix を使って 16.04 をインストールし、その後、18.04 へアップグレードする方法を採る。
 
正直、本手順は何度もしたくないので、環境構築ができたら HDD のコピーを取っておくのが吉...

 

Ubuntu のインストール 〜 基本設定

セットアップするOSおよび特記事項

  • 日本語版 Ubuntu 18.04(LTS)
  • キーボードは HHKB 101 (US) を使用する
    • 日本語入力への切り替えキーは、Alt ` の同時押しとしている。
  • Ubuntu 16.10 から直接 18.04 にアップグレードする方法が不明なため、一旦 17.10 を挟む
    • この時点では 17.10 (Artful) のサポート期限は切れていない (参照:サポート期間)

 

手順概要

1. Ubuntu 16.10 日本語 Remix (64ビット版) のインストール

2. Ubuntu 16.10 から 17.10 にアップグレードする
3. Ubuntu 17.10 から 18.04 にアップグレードする
4. 日本語入力の設定をする

  • デスクトップ環境を Xfce に切り替える
  • SKK をインストールする

 

手順詳細

1. Ubuntu 16.10 日本語 Remix (64ビット版) のインストール
  • 日経Linux 「初めてでも使える! Linux超入門」 の付録DVD-ROM を使用する
  • OSインストール時にキーボードを「English(US)」を指定した
    • 個人的に、Linux のセットアップで一番時間を費やす箇所が、このキーボード設定である。
      • 従って、Linux インストール時点で English(US) にしてしまうのが吉
  • インストール後に「言語サポート」インストールに関するダイアログが出るが、ここでは放置する
  • また、Ctrl-Space を押下してもツールバーに入力メソッドが表示されず、日本語入力ができない問題が現れるが、これもここでは放置する。

 

2. Ubuntu 16.10 から 17.10 にアップグレードする
  2-1. /etc/apt/sources.list を 17.10 向けに変更する

16.10 から 18.04 への直接のアップグレード方法はわからないので、一旦、17.10 を経由する。
ただし、16.10 インストール時点の /etc/apt/sources.list ではリポジトリが見つからず、17.10 へのアップグレードができない。
そこで、 /etc/apt/sources.list を次の通り 17.10 向けに変更する。

% sudo cp /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.lis.orig
% sudo sed -i 's/\<yakkety\>/artful/g' /etc/apt/sources.list

 

  2-2. apt-get update をする

キャッシュされたパッケージを消しておく

% cd /var/lib/apt/lists
% sudo rm -rf ./*

 
パッケージリストの更新をする

% sudo apt-get update

 

  2-3. apt-get dist-upgrade をする

OS のアップグレードをする。*2

% sudo apt-get dist-upgrade

 
アップグレードが完了したら、再起動する前に「おまじない」をしておく。
これは、apt-get update をすると、次のログイン時に「セッションが切断された」と出てログインできない現象が起きることがあるので、その回避のためである。
ただし、「セッションが切断された」という現象の原因は1つでは無いので、あくまでも気休め程度に。

% sudo apt-get install ubuntu-desktop

 
再起動する

% sudo systemctl reboot

 

3. Ubuntu 17.10 から 18.04 にアップグレードする

OS のアップグレードをする。*3

% sudo apt-get update
% sudo apt-get dist-upgrade

 
アップグレードが完了したら、再起動する前に「おまじない」をしておく。

% sudo apt-get install ubuntu-desktop

 
再起動する

% sudo systemctl reboot

 

4. 日本語入力の設定をする

 
本ページの末尾に書いた理由から、GNOME デスクトップで ibus および fcitx は使わないこととする。

   4-1. xfce をインストールする。

Ubuntu 18.04 では以下のようにコマンドを打てば良い。
他方、Ubuntu 16.04 の場合は こちら の手順でインストールした方が良い。*4

% sudo apt-get install -y xfce4 xfce4-goodies

 

   4-2. デフォルトのデスクトップを xfce にする

以下の要領で xfce を選択する。

% sudo update-alternatives --config x-session-manager

f:id:dnkrnka:20180520005611p:plain
 

   4-3. xfce でログインをして、fcitx を次のようにする

「入力メソッド」タブで Mozc を選択する。
f:id:dnkrnka:20180520004943p:plain
 
「全体の設定」タブにて「Alt + `」で切り替えるようにする。
f:id:dnkrnka:20180520005118p:plain
 

SKK をインストールする

今回のように入力メソッドに振り回されると面倒なので、入力メソッドを思い切って SKK に変えた。
【Ubuntu】【SKK】SKK導入メモ【SW】 - 4f938672-cb1c-4c5a-8233-192c4ec901df

 

その後

本ページの手順が終了したら、Ubuntu 環境のセットアップに進む。
 

Ubuntu インストール後の環境設定

Ubuntu インストール後の環境設定
  

Ubuntu インストール後に導入するソフトウェア一覧

Ubuntu インストール後に導入するソフトウェア一覧
 

GNOME デスクトップで ibus および fcitx を使わない理由

以下の理由から、GNOMEデスクトップ + fcitx は使わないこととした
 
GNOMEデスクトップ + fcitx は使わないようにした経緯
ibus を使うようにしたが、起動直後に日本語入力ができない問題が頻発した。

fcitx に切り替えた

しかし、「GNOME」+ fcitx だと入力切り替え時にシステムがフリーズする現象が頻発した

ただし、日本語入力は必須なので、個人的に使いやすく、16.04 だが動作実績がある 「Xfce」 に切り替えた。
ただし、記録として、ibus-mozc を使うための設定fcitx を使うための設定を書き残しておく。
 
 

*1:17.10を使用していたが、HDDが壊れたため、 16.10 から入れ直していた

*2:途中、y か N の入力を求められるので、面倒なら y 入力を回避するオプションを付与すること

*3:途中、y か N の入力を求められるので、面倒なら y 入力を回避するオプションを付与すること

*4:XRDP に対応できていないため