【レビュ】【書評】Emacsテクニックバイブル 〜 作業効率を改善する200の技

お世話になった「Emacsテクニックバイブル 〜 作業効率を改善する200の技」に対する書評のページです。
私の Emacs スキルも載せていますので、ご参考にしてください。

Emacsテクニックバイブル ~作業効率をカイゼンする200の技~

Emacsテクニックバイブル ~作業効率をカイゼンする200の技~

読了状況

  • 書籍で紹介されている Emacs の設定( Elisp コード)が大変役立ち、何度も読み返した。

 

書評

個人的に良かった点

  • 一言で言い表すなら、内容は 「Vimテクニックバイブル 作業効率をカイゼンする150の技」 の Emacs 版である
    • むしろ、Vimテクニックバイブルよりも章の構成が良いと感じた
      • るびきち様がお一人で執筆されたことで、統一感が取れているのかも知れない
  • 効率性の改善につながるプラグインが多数紹介されており、Emacs 使いであれば本書を買わないと損すると感じた。
    • Anything、autocomplete の導入方法が丁寧に説明されており、Elisp が分からない私でも設定できた
  • PDF形式で購入したので、実際の Emacs 設定への反映がし易かった
    • 割安感が無くても、コピー&ペーストができる PDF 版が絶対におすすめである。
  • 本書で紹介されているプラグインの大半を知っている人ならお得感は無いかも知れない
    • が、まず知っている人はほとんどいないはず

 

個人的に残念だった点

  • 無理矢理挙げるのであれば、以下の2点くらい
    • グラフィカル版の Emacs も考慮してテクニックを取りあげて貰えればと思った
    • テキストやコード編集時のインデント調整や、自動整形を抑える方法を知りたかった*1

 

購入時の情報

購入時期

  • 2017年上旬頃

書籍の媒体と版

  • PDF

 

私の Emacs スキル

  • Emacs 使用歴は 10年以上であり、以下の通り使いこなしている方かと思う
    • Emacs のツールバは非表示にしている
    • Emacs の操作をするうえでマウスは使わない
    • キーボードの十字キーによる移動はしない
      • 「C-a」「C-e」「M-f」「M-b」「M-<」「M->」・・・などでの移動をする
      • レジスタによるジャンプ、テキストペースト、矩形処理も頻繁に使用する
      • Emacs 組み込みコマンドを使ったテキスト置換等も頻繁に使用する
    • 検索も「C-s」「C-r」「C-u C-s」「C-u C-r」「C-w ・・・→ C-s」など使用する
    • テキストのコピーもキーによる選択をしている
      • キルリングなどによるコピー&ペーストも頻繁に使用する
    • GDB も Emacs の M-x gdb を使う
    • M-x shell モードを使ってシェルとしても使っている
      • M-x rename-buffer と組み合わせて、1つの Emacs で複数個のシェル画面を起動させている
    • Undo だけで無く Redo も使っている
      • が、本書により最新の Redo プラグインがあることを知り差し替えた

 

本書により導入した主なテクニック

  • Emacs 用 w3m の導入
  • 改良版 Redo の導入
  • Anything の導入
  • gtags の使用
  • C-x b によるバッファ絞り込み

 

*1:個人的にはコード書きは Vim、コード読みは Emacs が優れていると思っているので編集時の設定は無くても構わないです